Tea Time

日常的なことをつらつらと。たまに私のオリキャラが出てきます。

読書感想文??(楽しさ0)

ずっと読んでみたかった悪童日記を読みました。MOTHER3の元になった本です。ワクワクドキドキみたいな内容では無いことは重々承知の上で、です。あまり私情をはさまずに感想を述べようと思います。(ネタバレは多分…無い←)


双子だけの世界(内)とその他(外)という独特の視野にまず私は驚きました。自分達以外の人達(読者も含む)を完全に分かつその双子の繋がり。はっきり言ってとても奇妙な世界と感じました。いえ、その双子にとって見れば私達の世界が奇妙なのです。だから知識として入れようとするのです。何もかも。

この本自体、終始双子の目線から書かれています。だから『ぼくら、〜…』なのです。『彼らは〜…』では無いのです。(ちょっと意味不明ですね;)当たり前のコト??そうです、当たり前のコトです。でも私はとても重要だと思いました。何故って??

本の内容はただただ事実の説明しか書いてありません。その中に一切の感情は無いのです。つまりその双子は外の人間にはわからないように感情を閉ざしているということなのです。そうしないと生きていけない、という理由で。
私は今までこのような(出来事の説明だけの)本に出会ったことがありませんでした。だから純粋に面白いと思いました。

説明だけのこの本を呼んでいても私は様々な感情にとらわれました。時には怒り、時には驚き、恐れ、楽しく、悲しい……そして最後に残った感情は、『切ない』
正直、自分でもよくわかりません。わからないのですが…切ないんです。

奇妙で、面白くて、そして切ない。どこかのキャッチコピーになってますね。もしかしたらこういうことなんですかね??


続きの2冊も呼んでみたいと思います^^*
今回は面白味が無くてすみません…;;(いつものことw)


今日の100計算のタイム…1分21秒。